「言葉にする・話す」効果

なんとなくしんどい、
イライラする、
落ち着かない。

そんなときにできる対処法のひとつが、
気持ちを言葉にしてみることです。

これをラベリング(名前をつけること)といいます。

言葉にすることで気持ちが楽になることと、
その仕組みは、科学的にわかっています。

●気持ちが軽くなる脳のしくみ

モヤモヤした感情に反応するのは、
脳の中の扁桃体という部分です。

不安や緊張が強くなることがあるのは、
扁桃体が敏感に反応するからなんですね。

ところがラベリングをすることで、
その感情が処理しやすい状態になり、
扁桃体の反応が落ち着きます。

同時に、ネガティブな感情を調整する
脳の前方の右側の部分が活発になります。

これが発表されたのは、2007年の論文。
カリフォルニア大学のリーバーマン教授たちの、
MRIを使った研究でわかったことでした。

「言葉に表すと、イヤな気持ちが落ち着きやすい」
という仕組みは、その後もさまざまな機関によって
研究が続けられています。

「言葉にする・話す」効果

このように、感情を言葉にすると、
脳の反応が変わることが、
科学的に証明されました。

悩みを誰かに話すと、少し気が楽になるのは、
自分の気持ちを言葉にして伝えることで、
自然とラベリングになっているからなんですね。

●ラベリングするには?

実際、どうやればいいのか、
気になるところだと思います。

「仕事に追われてしんどい
「まわりに迷惑かけてないか不安」など、
イヤな気持ちを、言葉にしてみる。
つぶやきでもいいので、
声に出すとやりやすいかもしれません。
紙に書き出すのもOKです。

次回のブログでは、
ラベリングとカウンセリングについて
お話していきます。

投稿者プロフィール

高瀬 和枝
高瀬 和枝くれたけ心理相談室(高崎支部)心理カウンセラー
オンラインや、群馬県吾妻郡内・高崎駅周辺を拠点に心理カウンセリングを承っております。あらゆる内容のご相談に対応しております。言葉にしづらいもやもや、何となくざわざわした気持ち、「ちょっと話したいな」でも大丈夫。ご自分のペースでお話しください。詳しいプロフィールはこちらです。
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