大人の物差しで測る前に

古い写真を整理していて、一枚に目がとまりました。
小学校に入学した直後の遠足。
ピクニックシートを広げてお弁当を食べています。

メインの2人はカメラ目線。
端っこに映っているのが私。
カメラなんて気にせず、ご飯をほおばっています。

一見すると、ほほえましい光景なのですが、
よく見ると…、ひとり?
シートを寄せ合っている2人からは、
私は少し離れて座っているような…。

なんで、ひとりなの? 
先生は放っておいたの?

胸がざわざわしてきました。

小さな小1の女の子が哀れで、
いたたまれない気持ちになりました。

でも…、見ているうちに、こんな考えが浮かびました。

孤独だと思っていない

お弁当に夢中なんです、この子。
表情から悲壮感がまったく見てとれない。

まだ友人関係が固まっていないなか、
「誰と食べるか」より、「早く食べたい」だったのかな。

その遠足の他の写真には、
友達と楽しそうに遊ぶその子が写っているし。

今となっては確かめようがありませんが、
あの時の私はすでに自分の世界を持っていて、
案外“ひとり”を楽しんでいたのかもしれません。

子どもは大人よりも自由な考えを持ち、
心地よさを肌で知っています。
大人の物差しで判断する前に、
子どもの持つまっさらな世界に目を向け、
尊重する柔軟さを持ちたいなと思いました。

投稿者プロフィール

高瀬 和枝
高瀬 和枝くれたけ心理相談室(高崎支部)心理カウンセラー
オンラインや群馬県吾妻郡内・高崎駅周辺を拠点に心理カウンセリングを承っております。生きづらさ、別れ、ペットロス、家族・人間関係、人格、心の不調、仕事や自分自身の悩みのほか、あらゆるご相談に対応させていただいております。詳しいプロフィールはこちらです。
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