失敗ケーキはおいしかった
あ~あ、チョコが焦げちゃった
ケーキをオーブンから取り出して、がっがり。
抹茶味の板チョコを買ったのですが、
これを入れてお菓子を作ってみたくなったんです。
抹茶とプレーンの2色にしようと、
別々の生地をカップに流し込み、チョコを乗せました。
結果は最初に書いたとおり。
チョコをしっかり生地に埋め込めばよかった。
後悔しました。
ところが、そんなことは知らずに食べた夫から、
「上に乗ってるサクサクがいいね」と言ってもらえたのです。
なるほど、こんがり焼けたチョコがいいカンジでした。
ということは、失敗とは言いきれない。
食べたらおいしい。おいしければ、問題ない。
手作りお菓子に限らず、
失敗とは、一方向から見た結果にすぎません。
あの3Ⅿ社のポストイットも、失敗から生まれたんだそうです。
強力な粘着剤を開発中にできあがった、粘着力の弱いもの。
これがのちに、おなじみの事務用品になりました。
期待していた結果にならなければ、気分はへこむ。
でも成し遂げようと頑張った、努力や過程も立派です。
あとになって別の角度から見れば、
何かしらのヒントが得られるかもしれないし、
失敗=ゼロではないのです。
今回の焦げたケーキがいい例です。
自分だけでなく、他人の失敗(に見えるもの)に対しても、
柔軟に捉える心の広さを持ちたいと思います。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(高崎支部)心理カウンセラー
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