母がSLに興奮しない理由

蒸気機関車って、そのたたずまいにも汽笛にも、
どういうわけか郷愁を誘われます。
(注:わたくしはまだ50代です)

以前、秩父鉄道のSLに乗った時のこと。
趣ある汽笛を鳴らしながら、のどかな風景の中を走り、
途中の駅では機関士さん(?)が
スコップで石炭をくべる作業も見せてくれました。
写真もたくさん撮って、楽しい休日でした。

家に帰ってさっそく母親に話しました。
ところが興奮気味の私と違い、ずっと冷静。
興味ないのかな、と思っていたら、

蒸気機関車なんて、女学校に行くのに毎日乗ってたわ

 あ、なるほど。珍しくはないのね。

高崎駅にて

というわけで、当時の機関車事情を話してくれました。
その時の母の記憶が私に遺伝したのでしょうか。
私はSLの汽笛を聞くと、感極まって涙が出そうに…。
フシギ。

群馬県でも、ときどきSLを見ることができるんです。
連休を中心にイベントもやっているようです。
ぜひ群馬を訪れ、珍しい、懐かしい、カッコイイ、
いろいろな思いをSLに感じてみてくださいね。

投稿者プロフィール

高瀬 和枝
高瀬 和枝くれたけ心理相談室(高崎支部)心理カウンセラー
オンラインや群馬県吾妻郡内・高崎駅周辺を拠点に心理カウンセリングを承っております。生きづらさ、別れ、ペットロス、家族・人間関係、人格ほか、あらゆるご相談に対応させていただいております。詳しいプロフィールはこちらです。
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