ドラえもんが教えてくれたこと

『ドラえもん』は今や世界中で人気のアニメですが、
私が小学生の頃は、まだマンガが主流でした。

あれからウン十年がたった今でも、
はっきり覚えている場面がふたつあります。

ひとつ目は、きんつばを食べるシーン。

それまで、見たことも聞いたこともない。
けれど、それを食べているのび太くんが、
もう、たまらなく幸せそうで!
それ以来、私にとって、特別な和菓子になりました。

三大きんつばのひとつに数えられる
金沢の「中田屋」さんの きんつば

ふたつ目は、のび太くんが説教されているところ。 

 だいたいきみは、いつもつまんなそうな顔をしてる
 人間はね、感情の動物といわれてるんだよ

そう言ってドラえもんは、
気持ちを強めてくれる道具を出します。

人間は声を出して笑ったり、
涙を流したり、怒りを爆発させたり、
そうするのは自然なこと。

それが人間らしさであり、
生きているからこそ。

以上は私なりの解釈ですが、
当時10歳にも満たない私に理解できたのか、
なぜ心にささったのかは疑問です。

でも、その10年後にわかる時がきます。
今なお、しみじみくる言葉です。

『ドラえもん』はおもしろいし、勉強にもなるし、
やっぱり世界に誇れるマンガです!

 

投稿者プロフィール

高瀬 和枝
高瀬 和枝くれたけ心理相談室(高崎支部)心理カウンセラー
オンラインや群馬県吾妻郡内・高崎駅周辺を拠点に心理カウンセリングを承っております。生きづらさ、死別、ペットロス、家族・人間関係、人格ほか、あらゆるご相談に対応させていただいております。詳しいプロフィールはこちらです。
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